海苔は、おにぎりには欠かせません。
艶のある漆黒で、歯切れが良く、磯の香りが漂う海苔は、私たち日本人にとって至福の喜びをもたらします。
熱々のおにぎりに巻かれて水分を吸収し、しっとりピチッとした海苔も、巻きたてで「パリっ」と音を立てる海苔も、海苔それぞれの味わいで、おにぎりのおいしさを引き立てます。
私は、熱々の時にすばやく巻いて、海苔がギューと縮んでいく様子を眺めるのが大好きです。
そしてその後、ピーンと張るまで置いておくと、中のおにぎりはしっとりしたままで格別なんです。
まさに、ラップやホイルがなかった時代の、先人の知恵だと思います。
おいしい海苔のある食卓はしあわせ。ぜひ、丁寧に味わっていただきたい逸品です。